巨神戦記ギガントマキア

巨神戦記ギガントマキア

巨神戦記ギガントマキア

 表示されないとはどういう事か。(ご立腹)
 
 という訳でJGC以来楽しみにしていたアレが遂に発売です。
 カルテットだなんだと言われようと、楽しみにしていたのですよ。
 
 ※ちなみにzweiさんは普段はナイトウィザードを愛する割とFEAR厨な人です。
  エンゼルギアも好き。
  それでもギガントマキアにものすごい魅力を感じているという事を分かってください。(笑)
 
 まずルールブック。FEARのB5判に慣れた人間には大きめのサイズ。
 カラーページ無しが残念ですが、それ以外は概ね問題なし。*1
 システム面に関してはざっと観た感じでJGCの時との差は無さそう。ただキャラメイクのルールは初見なので後で熟読必要。
 ぱらぱらとクラスデータを見たが、主人公格でロボットに乗れるフュージョナーが一番フェイバリット(特技)の種類が少ない*2のは、個人的には良いバランスだと思う。
 フュージョナーと言えばこのゲーム、事前情報の「一人しかロボットに乗れない」*3という点で結構叩かれている訳ですが、JGCで実プレイをし、ルルブも手に入れている人間としては、その点は他のロボット物ゲームと良い意味で差別化を図れている箇所だと思います。
 
 というか、まず誤解を解いておかなければならないのが、ギガントマキアは「ロボットのパイロット」をロールするゲームでは無く、「ロボットを主軸とする部隊のメンバー」をロールするゲームだという事です。
 
 例えばエンゼルギア*4だと、複数ギアドライバーが存在できる分「見せ場がかちあう」という危険が常に存在する訳で、たまに一番早いギアドライバーが福音で敵を瞬殺しちゃってGMが慌てて「もう一体出たー」とか言ったりした事があったりもする訳です。*5
 それに対しギガントマキアではフュージョナーを一人に絞り「各クラスが最低1人存在する」という基本を作ることで限界まで各クラスの特性を鋭くし「どのクラスも相応に部隊とって不可欠」というバランスを作り出しています。
 「指揮官としてのロード」「支援役としてのミンストレル」「神格機兵到着まで*6の前線維持に不可欠なメイガス&レンジャー」というそれぞれの役割に相応の重要性を与えている訳です。
 「俺はロボットに乗って敵に大ダメージを出したいんだよ、それ以外は知るか」という人ばかりだった場合にはどうにもなりませんが、「艦長」とか「オペレーター」とか「機甲猟兵」といったサブキャラ要素が好きな人にとっては、むしろ活躍のチャンスが増えたといっても語弊が有りません。*7
 
 ああ、早くやりたいですギガントマキア
 付属シナリオの2とか、JGCで遊んだ話なのでGMできますよー。土曜どうっすか?(>知り合いに)
 

*1:個人的には緑一色さんの絵も嫌いじゃないし。でもJGCでは間垣さんのNPCラフ見せてもらったなあ、あれはお蔵入りなんだろうか?

*2:他クラスは見開き、フュージョナーだけ1ページ

*3:実際にはGMが許可すれば複数フュージョナーでも良いんですけどね

*4:ゼルギアも良いゲームだし大好きですよ、要は「DXで平安京異聞録ができるからと言って、異能使いの存在価値が失われる訳ではない」というような話をしたいだけなので

*5:水掛け論にならないように言っておくと、ちなみにFEARコンベンションで有った話

*6:このゲーム、実はロボットに乗るまでが偉い大変だったりします。

*7:フュージョナーが「矢面に立って大ダメージを出す役割」に特化された分、それ以外のリソースが他クラスに分けられ、他ゲームのように「ロボット乗りだけで戦闘が成り立つ」といった状況が無くなっています