ブレイドオブアルカナ3

 のっけからなんですが、
 大遅刻しました。
 本当にすいません。
 11時半集合なのに3時って。
 ああ。(土下座)
 
 シナリオはGF掲載の「ヴェローナの花嫁」
 公式なので詳細は省きますが、まあ、ロミオとジュリエるシナリオです。
 台詞とか展開とか、まんま過ぎなところが最高。(褒め言葉)
 改めて思ったのですが、数あるファンタジーRPGの中でも文語調の台詞やオペラ調に歌い出してしまいそうな台詞のノリって、BoA特有な気がしますね。大好き。
 
 で、PCを紹介。
 
○PC1(ロミオ枠)
 レオナルド=モンタギュー
 アルドール・コロナ・ディアボロ
 未来の領主な現バカ息子。(笑) 前半のヒロイン大好き駄目っこプレイと後半の立ち直りプレイの落差が激しかった。
 でも父親と仲が悪いのだけはガチっぽい気がする。(笑) 
 
○PC2
 テレーゼ・リュース
 アダマス・アダマス・マーテル
 レオナルドのよき理解者、というか保護者、というか後見人、というか尻拭い?(笑)
 とても面倒見のいいお姉さんだったのですが、面倒を見すぎたせいであんな事に…。(後述)
 
○PC3
 フランツ・フェルデナント
 ディアボロス・グラディウス・フルキフェル
 身内PL陣の中ではもはやレギュラーな感もある、まさにエピックなお方。
 今回も1070年でアンゼル様が大変な時期に、なぜか小国の漫遊しておられました。(笑)
 もうこの人に関してはどこから切ってもカッコイイ成分しか出てこないので
 
○PC4
 “闇の鎖”キストリア
 ウェントス・レクス・イグニス
 僕のPC。以前から考えてた鎖使いの闇の仕置き人をロールアウト。
 イメージ的にはDクラッカーズの物部景*1*2だったのですが、適当にライフパスを振ったら聖痕の共振が「筋肉が盛り上がる」に。(笑)
 それでもお気に入りのキャラ、だったのですが…。
 
 えーと、結果から。
 テレーゼとキストリアが堕ちました。
 理由は、テレーゼの場合インヴィンシブルを2回とも逆位置で使う羽目になった事。*3
 キストリアに関しては宴判定の出目が13、18、13で三枚とも逆位置になってしまった事でしょう。
 
 というかキストリアは出目がおかしかった。
 シナリオ通して何回か判定する箇所があったんですが、その結果が
 ・登場判定2回*4:失敗
 ・事情通判定2回*5:両方とも1でクリティカル
 ・宴判定3枚分:3回とも失敗
 ・攻撃2回*6:両方とも1でクリティカル
という、「【希望】の判定は必ず失敗し、それ以外の判定は全てクリティカル」というおかしい出目のキャラに。(笑)
 攻撃とかはダイスの多いコンボだからともかく、事情通が2回ともってのは出来すぎです。(笑)
 そんなわけでDPが減りまくって聖痕開放の時点で−25、開放した聖痕の数は11個。
 
自分:「そういえばDP0ってどっちでしたっけ?」
GM:「(ルールブックを確認して)堕ちますね。」
 
 可能性がある限りはダイスを増やしたくなかった*7ので、素で振ったところ出目は14。
 本当にDP0で堕ちた。(笑)
 0なのでぎりぎり揺れてたっぽいところを、−24でガチ殺戮者になったテレーゼ姉さんに拾ってもらいアンゲリア7世の元へと連れて行っていただきましたとさ。
 
 
 今回痛感したこと。
 ブレカナの“奇跡”は“神業”や“加護”のようなブレイクスルー用のリソースではない、という事。
 アルカナ選択を間違うと平気で詰む。最善の選択を行なってもたまに詰む。
 
 理由はいくつか有って、まずひとつは完全なデータの階層分けが為されていない事。
 例えば《八面六臂》が無いとインヴィンシブルでも範囲は護れないところとか、範囲攻撃にデスズハンドが乗るところとか。
 特技等の下位データと組み合わせを考えなければならない時点で、それはあくまで上位特技であり、ブレイクスルーとはなりえない。
 もちろん、BoAはそういう物だって認識がしっかりしてれば問題は無いんですが、自分自身勘違いしがちなので。
 
 あとは万能系奇跡が存在しない事。
 まあ、こっちは戦闘バランスというより、キャラクター作成に関わることなんですが。
 例えば敵神業の打ち消しに関して、N◎VAの場合とりあえずタタラ・ハイランダーは万能。カブキ・ニューロでも打ち消しはできるので、それだけで選択肢が4つ有る。前線キャラや射撃キャラでも1枚くらいはなんとかなる。
 これに対しブレカナはアングルス1択。しかも能力値と技能が直結しているので大抵マーテルとかが兼ね役になる。
 これは正直、支援系PLには枷がきつい。
 いろいろな方向性を試してみたいのに、バランスを考えるとステラ・マーテル・アングルスのうち最低2枚は確保しておかないとどうにもならない上、そのアングルスはイメージ制限が激しすぎる。
 渋めな中年の支援は誰も欲しがりませんかそうですかorz。
 
 ちなみにアルシャードも加護とクラスと各種判定値が直結しているゲームではあるのですが、こっちは乱数要素に比べてクラスによる能力値の影響が小さいのと、そもそもブレイクというルールのおかげで(加護の配分ミスによる)「詰み」になる危険性が少ないので、あんまりストレスには感じなかったりします。*8
 
 まあ、そういう(PCが割りと死んだり堕ちたりする)ゲームだと割り切れば良いんですが、大抵それまでのロールに関係なくクライマックス戦闘で唐突に決まるからなあ。
 むしろ最初から堕ちる(死ぬ)って分かってれば、気兼ねなく負けフラグを立てられるのですが。(マテ)

*1:ただし騎士は無くて、武器は鎖の方だけですが

*2:そういえばN◎VAの持ちキャラにもこんなのいるなあ。好きなパターンなのかも

*3:これはエラッタでHPに直りそうな気もするんですが…現状のアダマスはきついよなぁ

*4:両方とも因縁でダイス2個

*5:技能2レベル

*6:特技含めダイス5個

*7:0経験点なので堕ちても数値的なペナルティは無く、僕は高経験点を目指す事がシステムデザイナーの推奨するプレイだと考えています。

*8:ただ、これもGMガイドとかだと「最初にPC全員同一エンゲージで始めて全体攻撃でブレイクさせちゃえ」とか書いてあったりして、そんな事するならブレイクのルールいらないじゃん、とか思ったりもするんですが(笑)