ブラックブラッドブラザーズ用語解説
月が変わっても強化月間。
と、いう訳で今回も説明不足(笑)なアニメ版BBBの設定補足をするコーナーです。
本日のお題は「特区」です。
現在放映時点でジローや流浪の吸血鬼たちが目指している目的地ですが、実際にどんなところなのかの説明があまりされていなかったと思います。
特区−正式名称:経済特別解放区−は日本の横浜沖に浮かぶ人工島です。
以前説明した九龍ショックで香港が壊滅して以降、その代わりとして多数の企業が移転、繁栄を遂げた地域です。
日本政府から半ば治外法権のような状態となっており、出資企業のメンバーで構成されるCEO連合が強い影響力を持っています。
というのは表向きの話。
実は特区は、香港聖戦以降居場所を失った吸血鬼達の受け皿としての顔を持っています。
そもそも特区がポスト香港となるべく力添えをしたのも、大陸系の“真祖混沌”や欧州の“魔女モーガン”に連なる血統の吸血鬼です。*1
実質的に特区を仕切っているのは彼ら吸血鬼と、人間側の代表であるオーダーコフィンカンパニー*2なのです。
故にその噂を聞きつけた各地の吸血鬼達は安住の地を求めて特区を訪れる訳ですね。
もっとも特区とて様々な事情や軋轢を抱えており、そう都合の良い場所では無かったりしますが。
ちなみに、表向きの特区はアジア有数の経済都市なのでそこには多くの一般人が住んでいます。
当然彼らは吸血鬼が同じ街に山ほど住んでいる事を知りませんし、吸血鬼側も*3自分達の存在を公表しないようにしています。
という訳で特区はこんな土地です。
第三話にしてまだ辿り着いてもいませんが実際にはここがBBBのメインの舞台、望月兄弟が特区入りして以降はキャラも増え、話も大きく展開しだしますのでお楽しみにー。