『真界のオーマ』
 
 現代社会。日頃我々が暮らすこの科学と機械文明が発展した世界は、実は“天獄回廊”と呼ばれる位相を通じて、無数の異世界“魔界”へと繋がれていた。
 人々が闊歩する街路の奥で、夜景煌く摩天楼の谷間で、人知れず世界の存亡をかけた戦争が行なわれているのだ。
 回廊よりの来訪者達の名は“逢魔”。そして、その力である“魔法”を得た人々の事を“契約者”と呼ぶ。
 彼らは己が身に逢魔を宿す事で、人を超えた存在“装魔”へと姿を変えるのだ。
 ある者は最愛の人を救う為、またある者は過去に犯した過ちを償う為、契約者達は自らの最も大事なモノを護る為に、互いにそれを賭けて戦う運命にある。
 全ては、勝者に与えられる“魔王”の称号、そしてそれに付随する全能の力“大いなる魔法”を手に入れる為に。
 
 ‐願うならば、汝、真なる魔王と為れ‐
 
 
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 と、こんな感じで考えている自作RPGの世界観。
 構想*1自体はかなり前から暖めていたのですが、そろそろ書き始めないとなぁと思いとりあえず序文のみ。
 今後も不定期で世界観やらシステムやら載せる予定です。
 
 …亀の歩みですが。
 なんせ、この程度の序文ですら何度も書き直している*2位なので。

*1:妄想

*2:書き直しというよりは、一度書いた長文から、用語説明や細かい世界観など「触り」として必要最低限な事柄以外を削っているのですが。長い序文って全体のテーマが見えなくなっちゃうし