劇場版マジレンジャー&響鬼

 みてきました。
 響鬼の方で最近いろいろとあったので、正直どうなのかなぁという気分も無きにしもあらずだったのですが。
 終わった後の感想としては「映画というお祭りだと考えれば充分面白かった」といったところです。
 唯一難を言えば、最近は戦隊・ライダー共にしっかり話を作ってきてるので両方とも時間足らずに詰め込んだ感があった事でしょうか。
 TVに比べてかなり派手な劇場版ライダーのデザインですが、大画面で一斉に動いてるのを見るとこのくらい分かりやすくてケレン味があった方が面白いな、と感じました。
 
 ちなみに「時代劇」とか「響鬼」とかにこだわりを持って見に行く方の為に、この映画の見方を一言だけ。
 この映画で出てくる戦国時代は全て、現代の明日夢きゅんが古文書から想像した脳内映像です。カタカナ言葉使ったり、全員音叉で変身したり、ディスクアニマルだったり、そこらへん、明日夢きゅんの想像力の限界を考えながら見るとむしろ微笑ましい気持ちになれます。
 
 個人的にはパンフレットから細川さんの真剣さ*1が伝わってきて、それだけでも響鬼を見続けようという気持ちになれました。
 
 あと、蛇足かもしれないですが。
 僕は今回の一件、プロデューサーと脚本家だけを責める気はあまり無いです。
 理由?
 だって、どう考えても、その人たちが自分から「響鬼のスタッフを俺達に変えてくれ」と言ってきたとは思えないじゃないですか。
 どうしたって前と同じにはできないとは思います*2が、批判に自棄にならずに頑張って欲しいと思います。
 ところで、アバンタイトルの喋りが無くなったのや、漢字ブラックアウトが無くなったのって、脚本というよりは演出や監督の問題な気がするんですが何でなんでしょう?

*1:例えば、時代劇というよりは響鬼の持つ和のテイストを利用したファンタジーだから納得できた、江戸時代の史実に基づいて〜〜といった話だったら猛反発していただろう、といった発言

*2:それはもっと偉い人達の意に反する事だろうし